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歌詞はどうでもいいと言われる歌曲

ベルナック先生によると。

ピエール・ベルナック「フランス歌曲の演奏と解釈」

ベルナック先生のお話は、ぶっちゃけすぎてて面白いのですが、プーランクのAirs chantésについても、プーランクがこの歌曲集を大失敗と思っていたというか、そもそも詩人もできた曲も大嫌いだったのに対して、歌詞はどうでもいいけど歌手の力量が出せるからいい曲やんか、って、いや、それを言っちゃう?

モレアスの歌詞はわりと情景描写で、ちょっとした短編小説のよう。なのですが、それに付いている音楽も、果ては題名(もともとは題がない。プーランクが勝手に付けた)も、なんだか情景はどうでもいい感じ。

そしてベルナック先生曰く、Airs chantésの2番の Air romantiqueが、もっともよく歌われるプーランクの歌曲らしい。歌詞の中身はアリエルのロマンスみたいな感じで、選びやすいのはわかる(でもAir graveを歌えない声の人には歌って欲しくないと思う)。

フランス歌曲は最初に初期ドビュッシーをやって、ラヴェルをやって、プーランクに来たわけだけれど、時代が下がった分なのか、なんだか音楽が軽い感じがする。

確かに音の重さとか、跳躍とか早口とかのテクニカルな難しさはあるけれど、今までやってきた曲に比べてしまうと、軽い感じ。難しさを感じさせないように歌うのが難しいかもしれないけれど、さらっと仕上げたい。

とりあえず、春はレナもエレナも、声自体は優しい感じだったので、秋のジュリエッタ&母に向けて、背筋を復活させるにはいいかもしれない。

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