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湖上の会場稽古

汐留ホールは駅近なのにちょーっとわかりづらいかも。

今日は湖上の会場稽古でした。前に汐留ホールを使ったのは、、、そうです。あの「うちで一番無謀なプログラム」をやった時です。シャモニの二重唱、がっつり立ち付きのトロヴァトーレの三重唱と二重唱。そしてノルマ! 当日リハで1回歌って、トロヴァは返しもあって、本番までにがっつりバテて。なんだかなな結果に終わった。あの時の立ち稽古と体力ギリギリ感の記憶が蘇ってきます。いまだにいろんな人に、あれはすごかったね(むしろ頭おかしかったね)と言われるコンサートです。。いろいろ思い出してしまった。

さて湖上。全員でだいたい通し。出はけもざっとやって、自分の歌わない曲間の待ち時間の感じも掴むことができました。2幕の3重唱の中間でちょーっと意識がふーっとしましたが、、、まあまあ大丈夫。このところずっと体調悪いとか、そもそも病気だからスタミナ持たないとか、そういう話は選曲前にやることで、GOが出たら(出したら)、何がなんでもやらなきゃならぬわけです。とはいえペース配分は大事。エレナちゃんの愛するマルコムの長い2つのアリアで、かなりお休みできるのは嬉しい。

湖上のエレナ役は
・小アリア
・長い二重唱
・短い二重唱
・大して歌わないフィナーレ
・長い二重唱と長い三重唱
・長いレチ
・(多少)有名な長いロンド・フィナーレ

これだけっちゃこれだけなんですが、とにかく2幕の三重唱はきつい。とはいえ一番練習している曲ではあるので、コントロールもできるはず。あとはレチ!

今回は中井さんとか岡坂さんとか、故ゼッダ先生に教わった方たちに教えていただいて、レチの歌い方を変えてみることにしました。原則、歌詞にカンマも文末もなければ、どんなに休符があっても、たとえオケのジャジャーンがあっても繋げて間を開けない。だったら楽譜にそう書いておいてよ!と思いますが、日本語でいうと「あなたに会いに/はるばる遠くから/きました」とか、そんな小学校1年生みたいな喋り方せんわ。と言われると確かにそうで。フランスオペラだと逆に「ここは間をとって」とか「ここは分割して」とか言われることのほうが多いのですが、ちゃんと喋っているように聞こえたい、という意味では一緒。指揮者によっては楽譜通り休ませる人も、折衷派もいろいろいらっしゃるそうですが、楽譜通りならいつでも歌えるし、ぺらぺーら版を練習。もうちょっとしなきゃ。

エレナは基本的には、私にとって歌いやすい役。低いシとかをファルセットで降りるか、ペットの声を混ぜて降りるかは研究の余地があるところ。同じ音でも音型で音色が変わっていいところと、よくないところがある。内容や音型で音色を変えるのは、私はわりと得意な「芸」。低音への2オクターブ以上の跳躍とか、長い<>でビブラートからノンビブラートとか、音量を変えないでFやPの声にする(ロベルトでもやったけど)とか、超高速アジりタとかは、「芸」。楽譜に「Piacere」とか、フェルマータが書いてあって、伴奏がcol cantoだったりすると「何か芸をしなさい」と書いてあるということ。

ぴったり同じ声で歌われるアジリタもすごいと思うけど、もっといろいろ「芸」を織り込んで楽しく聞いていただけるようにしたいな。

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