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黄色いプリンセス終演、早着替え

はー、ドキドキした。

休職から、いちおう仕事に復帰したこの4月。新しいことを覚えながら、ぽろぽろとお稽古あり、そして本番あり。

黄色いプリンセスは、もともと45分ぐらいの作品で、それを舞台装置なしでもわかりやすく整理して、30分のオペラにしました。キャストはソプラノとテノールの二人だけ。アリア2曲、2重唱2曲。コンパクトで可愛い作品です。
和音が複雑で、ピアノを聞くと旋律がわからなくなる、というややこしさもありましたが、私にとって問題は早着替え! コルネリスの3分ほどのアリアの間に洋装から和装に着替え、二重唱後のコルネリスの2分ほどのシーンで洋装に戻る。しかもジャポニスムものなので、今の着物ではなくて、江戸時代の着物、ほんとは。

ということで、いろいろ試行錯誤した結果。

洋装は白のワンピースで、あまり裾が広がらない、襟の開いた、長すぎないもの。
ブーツで、中は柔らかい足袋。髪はアップ。お団子付け髪。

和装は白で模様のある襦袢に、クリーム系で金模様、中は赤の打掛、黄色の半幅帯、赤いビラビラの髪飾り、金色の髪飾り、草履、足袋。

白系の襦袢に白系の半襟かけて襟芯入れて、打掛の広襟を折ってあらかじめ襦袢と縫い付け、襟抜き用の布にコーリンベルトを通して、右は打掛の襟の裾に、左は襦袢の襟の内側の裾に留めておき、袖も通しておく。それを机の上or椅子の背に。
帯は半幅を三つに折って、端を襟止めで留めておく。
髪飾りを並べておく。
草履を置いておく。
姿見は持っていけないので、A3ぐらいの割れない鏡と、Ipad立て。

で、洋装→和装は
・ブーツを脱いで草履にはきかえる
・打掛&襦袢のそでを通す
・コーリンベルトで襦袢を固定(左→右)
・背中心を下から引っ張って襟抜き
・襦袢の襟と裾を整える(ドレスが見えないように)
・髪飾りをつける
・帯を巻いて襟留めで止め、見えないように後ろに回す → 時間遅れていたら省略
・打掛の襟を整え、裾をさばく
これできっかり3分。曲に合わせて4回練習した(^^)
当日は裏方さんにチェックしてもらえたので安心。

和装→洋装は簡単
・襟留めを外して帯を落とし、コーリンを外して襦袢と打掛を落とす
・髪飾りを外す
・布の山から脱出して、草履をブーツに履き替える
簡単といっても、なんのかんので2分ぴったり。

着物にせずに打掛にしたのは、ゴージャス感もあるけど、帯を結ばなくてよいし、着物だとちゃんと着ないとどうしても違和感があるから。なにせ観客は日本人。

しかしこれだけ苦労して和装にしても、レナはレナのままで、オランダ人。だから振る舞いは和風ではない。といっても日本人なら着物を着れば自然に和風の振る舞いになる。今回は演奏会形式なのでそんなに演技しませんでしたが、ちゃんとやるならそこの表現は悩みどころかな。

歌の方は別に難しいところも、声に負担のかかるところもなく、怒ったり笑ったり拗ねたりラブラブしたり、いつもあまりやらないような表現が楽しくできました。体が疲れていて体調は70%ぐらいだったけれど、琉子さんとのアンサンブルもすごく綺麗で楽しかったし、ピアノの石川真帆さんと同世代3人での作品作りもまったりできてよかった。

ジャポニスム(フランス語なのでズじゃない)の「黄色」+「お菊さん」の組み合わせは、アールリリックで定期的にやるらしい。またレナ歌うなら、同じメンバーでやりたいな。

さあ次はいよいよ湖上の美人! って翌日から稽古だったけれど、黄色と比べると何もかもむちゃくちゃ難しいし、体がアジリタモードに戻ってない。さっさと切り替えて、追い込みがんばろう。

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