« じんたいじっけん | トップページ | 黄色いプリンセス終演、早着替え »

自分を信じるという選択肢がない状態

その後

頭がぼーっとしたのは最初の2、3日だけ
気候がよくて桜も咲いて、いるのもあって、どちらかというと気分は良い。
痛みの消え方、残り方は前回通り。

足首はぶちぶちいうくらいでそんなに問題なし、ちょいちょいぐねる
膝はよくずれる、伸びる、歩きすぎると時々鋭く痛む
骨盤に大腿骨がうまくはまっていない
腰椎から頸椎の積み木もうまくいっていない、これらは腰痛の原因
あと左の肩甲骨の位置がずれて肩(鎖骨の後ろ)に上がって来て痛い
肩はぐにゃぐにゃしていて、動かすと痛い角度がある
そのせいで左腕は神経障害でピリピリする
肘はそんなに問題がない、エレベーターのボタンを押すなどという大胆なことをしなければ
手首は、キーボードを打っていると手が手首より甲側にずれて、戻すとぶちっという
指はよく見ると、なにも触っていないときに、静止していない、アル中ではないはずだけど
顎は外れたり入ったりしているけれど日常生活に不便は感じない
頭蓋骨なのか顎なのか軟口蓋の裏の上のほうが、歌う時に時々痛むぐらい

先日、さる公的手続きに行くと、担当者は白髪のおじいちゃんで、ほかに申請者はいない。
道がわからなくて階段を下ったので、私は息も絶え絶え。
書かなければいけない書類が3つあって、住所氏名を合計6回、勤務先など諸々を1回。
ゆっくりでいいですか?と訊いて書き始め、住所氏名の2セット目で金釘流になってきた、休憩。
ペン先がどこにいくのかよくわからない状態。途中で折れ曲がるとかどうやるの?
筆跡鑑定とかあったら同一人物だと思われないんじゃ?みたいになりながら、休憩。
ここ半年ほど、編み物で指の筋肉を鍛えたけれど、あまり関係なかったみたい。
ゆっくりでいいから、と改めて言ってもらい、関節があんまり繋がってないんです、と雑談。
「へえそんなことがあるんですね。学校で大変だったでしょ」「そうなんですよ、受験とか」
「今ならパソコンで受けられるとか、配慮があるでしょうにね」「ええ、昔の話ですからね」
(だったらせめてこれをぜんぶ複写式にしてほしい、とは言っても仕方ないので言わなかった
彼には明らかにそんな権限はないし、申請手続きでパソコンを相手にするのに精一杯なのだ)
他の申請の人が来てさらさらと書き始める。
とりあえず何とか書き終えて、手続きを終えて、エレベーターの位置を教えてもらって、完了。

何も問題ないし、不愉快なこともない。
彼は彼の裁量の範囲のなかで最大限の配慮をしてくれた。
幸い、他の申請者を待たせたりも、そんなに、しなかったし。

時々は、「本人サイン」以外の項目を担当者に代わりに書いてもらうこともあるし
ドキュメントを書いて出せと言われたら、帰ってからメールで送っていいですか?と訊くときもある。
元ファイルをもらったり、スキャンしてIllustratorでPDFに書き込めばよい。
そもそもWebやメールで問い合わせができるなら、先にそれを探す。

満足に書けない、というのは事実なのだから、それはそれで仕方ない。
仕方ない、というのはギブアップではない。どちらかというと開き直りに近い。
仕方ない、という感情は自分に対しても、相手に対してもニュートラルだ。

書類を前にした時に、私は私の手がその時それを書けるのか、知らないし期待も失望もない。
事実を告げた時に、担当者が私のために何をしてくれるのか、知らないし期待も失望もない。
目的が達成されなければ、そのときは別の方法を考える。

自分の一部分すらも信じられない人間は、リアリストになるしかない。

常に、「できた場合」「できなかった場合」を想定して、予断を置かず、結果に従って行動する。
世界は確率論でできていて、賽を投げて結果に従うゲームと同じ。

いいこともある。「今日は手でペットボトルの蓋が開けられた!」ということが喜びになる。
ダメだったら器具を使うか、誰かに頼むか、ペットボトルをしまって喫茶店に行くかする。

悪いこともある。「あなたはどうしたいの?」と訊かれる。
サイコロで「3」の目が出てほしいと思っていても、実際の結果には影響しない。
「私はほんとうに心から、どちらでもよいです」と何度答えても信じてくれない人もいる。
「3」の目がベストシナリオだとしても、確率論の世界でそれを「期待する」という感情は無駄だ。

関節が悪いと思えないぐらい、綺麗に歩きますね、と言ってくる人がいる。
体操の選手に、平均台の上でよく落ちないですね、とか、マリオネット使いに、生きてるみたいですね、とか。
そういう褒め言葉だと思うようにしている。
私は一歩も、自分の足首や膝を信じていない。綺麗に正しく歩く以外に、転ばない方法はない。
転んだら転んだで、こんどは手首や肘や肩が信じられない。平均台はすごく細い。


体の在り様が性格を変えたのか
もともとそういう性格なのか、もはやわからないけれども。

|

« じんたいじっけん | トップページ | 黄色いプリンセス終演、早着替え »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« じんたいじっけん | トップページ | 黄色いプリンセス終演、早着替え »