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がーちゃん猫の経過

我が家の猫三女ガーネットのこと。

がーちゃんは元野良で、保護された方によると千葉のほうで野良ママの子として生まれたらしい。お世話する人がいたようで人懐っこく、TNR(不妊手術後戻すこと)の予定が里親探しに。でも血液検査の結果猫エイズ(FIV)だった。それでも一回もらわれたけれど、猫も保護主さんもトラウマになるような経験をして出戻り。当時うちにはFIVのせれん様と、病気のデパートのソニア姫がいたので、次に飼う子はFIVの子、と決めていた。
が、がーちゃんが来てかかりつけで検査した結果、FIV陰性。私はモコモコのたぬきのような可愛い元気な3歳の長毛縞サビ猫を飼うことになった。それが2007年の末のこと。

それからソニア姫、セレン様、後から来たやはりFIVキャリアのさばてぃを見送って、そっくりなおチビ(フローライト)と巨猫のフェージャさんを迎えて、がーちゃんはずっと元気で、うちの家政婦ポジから女王様ポジに昇格。

がーちゃんが元気じゃなくなったのは今年の初めごろ、口内炎、蓄膿でカリカリを食べられなくなり、ウェットを柔らかくして給餌したり、なぜかクリスピーキッスの贅沢シリーズだけは丸呑みしたり、フードジプシー(食べられるものをさがしてトライ&エラーすること)が続いた。食べるかな、と思って箱買いすると拒否、保護団体に寄付、というのを何回も繰り返しました。

突然四肢がこわばって立てなくなり、しばらくしたら治るという発作が続き、原因ははっきりしないまま、タウリンとビタミンの栄養剤をあげはじめておさまった。あとは、月1ぐらいでステロイド注射、リジンとかのサプリ、チュールエナジー、ロイカナの子猫パテ、アニモンダのパテ、もう思いつく限りいろいろ。口内炎は歯が抜ける/抜くとおさまったり、始まったり。鼻もつまったり通ったり、症状は不安定。

もともと柔らかい毛質なので毛玉が増えて、刈っても追いつかず。皮膚も薄いのでバリカンは超危険。お腹はすっかり禿げてしまった。蒸れたりするのが怖くて、毛皮の原皮屋さんに敷物を探しに行った。怒り狂う人がいるかもしれないけれど、アメリカオポッサムがぴったりだったと書いておく(アメリカでは駆除対象の害獣なので安い)。

食べ物を一切受け付けなくなったのが10日ほど前。お水のあるところに行っては、じーっと見て触って、でも飲まない。温泉水99は少し飲んだけど、やっぱり飲まなくなった。腎臓の萎縮もあるということで、自宅輸液と、流動食の強制給餌を開始。補液は1日2回40ccずつだけど、皮下脂肪がないし皮膚も薄いから2回に1回は突き抜けて失敗。流動食はロイカナのリーナルリキッド(腎臓ケア)を50ccを1日に4回。1回にごっくんする量は1〜1.5ccぐらい。あとはゲル状の目やにと、鼻と、よだれを拭いて、水や微酸性電解水(消毒。人間も鼻うがいで使う)で洗う。

最初に6日分の補液セットをもらった時、次回ゴミ(医療廃棄物)だけ持ってくる未来が頭によぎった。三日目ぐらいが最悪で、目に生気もなく流動食も拒否。呼吸も荒く、補液はしたけれどおしっこはなんの匂いもなく、こぼれていた。もう終わりだと思って、クーラーをきつくして、部屋を冷たくした。何度も夜に起きて生きていることを確認した。

翌朝、おなかがすいたらしく、台所に現れた。かといって今まで食べていたムースとかを食べられるわけではないので、お魚スープとかお肉スープとかを作って、だましだましミルク(リーナルリキッドのこと)をあげた。なんと、規定量がんばった。トイレも自分で行くようになったので、寝床からトイレまでに滑らないように敷物をして、トイレの前にシートをひいた。ぴー(おしっこ)はシートにしてくれるけど、ぷー(便)は尻尾を汚している。

6日後の今日、通院。カートでずっと座って外を見ている。元気な時と何も変わらない。でも先生によると「気力だけで持っている状態」とのこと。筋肉もほとんどない。が、帰ってきて休憩しているかと思ったら、台所にごはんの催促に来た。もしかしたらと思って、チュールエナジーをあげたら、2/3ほど食べた。血液検査をするかもと思って朝のミルクを保留にしてたからおなかがすいたらしい。ルーティンの強制給餌。トイレ前のシートにおしっこしていない、と思ったら、トイレに入れたらしい。午後にはなんと、トイレの中で緩いけれど形のあるぷーをしていた。

血液検査をしていない(前にやったのは秋の定期検診、問題なし)からわからない(うちの先生は猫に負担になるだけの検査はしない)けれど、腎臓のステージはかなり進んでそう。

でも期待したくなる。もうちょっと一緒にいられるんじゃないかな、と。

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