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モチベーション

諦めないって大変だけど

ガラコンの稽古中ずっと思っていたのが、企画した時と本番で自分の体が違ってしまっている、ということ。この2、3年ドラマティコな体を作ってきたけど、減量した(とはいえ筋肉量は-5%だけど)のと肩が悪くなったので、とにかく支えが思うようにいかない。エスクラルモンドとか特にそうだし、ロベルトだってもっと深い声で歌えていたはず。一週間後にディノーラっていう調整もあったけれど、今まで踏ん張れていたところが踏ん張れない。うーん。

終わってからもずっと体調が悪いし、左腕は上がらなくなっちゃったし、背中もガチガチで、肩甲骨も左右バランス崩れまくり。

うん、いつかこういうことになるのは知ってた。もうタイムリミットなのかな。

で、ガラとディノーラが終わって、体をなんとかすることばかり考えていたら、村田先生から「秋はジュリエッタで」というご連絡をいただく。ロミジュリではない、ホフマン物語のヴェネツィアの高級娼婦。ダイアモンド欲しさに悪魔の誘いに乗り、ホフマンをたらしこんで影を奪い取るというヒールな役。当然美しく、エロく、女性として魅力的じゃなきゃいけない。

とにかく秋までに露出できるデコルテにしとかなきゃいけない。肩が痛いとか言ってられないし、痛いから庇って歪むとか根性が足りない。ジュリエッタは絶対的にエロい体が商売道具。ホフマンでの私の持ち役は薄幸の歌姫アントニアなはずで、アントニアなら今の落ち込んだ気分でいいけど、ジュリエッタはもっと明るくてテンション高い。

とはいえジュリエッタは歌うのは30分ぐらい。うちの特訓会は毎回60分以上歌うし、1年後、ちょっと自信ないなあと弱気になっていたら、来年の演目「湖上の美人」について、素敵なお知らせがやってきた。

もう筋肉のバランスがどうとか言ってらんない。とにかく歌えるようにすればいいんだ。正しいバランスと違ったとしても、正しく歌うためには歪んだままにはできないんだし、ちゃんと歌っていればちゃんと歌うための筋肉は戻るはず。はず、がそうじゃなかったらその時に考えよう。テクニックで体力を補うこともできるわけだし。

ただ健康で痛みのない体のために、何をやっても痛む体を鍛えるなんていうのはモチベーションがもたないけど、ジュリエッタの雰囲気を出すためとか、エレナちゃんの難しいアジリタを思い通りに歌うための筋肉ならがんばれる。

考えてみたら歌を再開したころは、稽古場で座っている体力もなくて、歌わない時は床に転がってた。清教徒の時も稽古終わりに歩けないとか、あの頃よりも格段に体力はついてる。ちょっとぐらい落ちたからって、もう一回がんばれば下落トレンド確定は避けられるはず。

とにかく一年またやってみて、結果、みんなと歌う資格がない声になってしまう時がきたら、その時は屍のように生きよう。

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