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三度のアジリタ

今日はエルミオーネの、今年はじめてのお稽古でした。

帰り道に少しお話ししていたのが、三度のアジリタのこと。別に三度じゃなくてもいいのですが、重唱で、和音で動くアジリタのこと。
ロッシーニ以外の作曲家でも、アジリタ自体はありますが、がっつり三度のアジリタが続くようなのはあんまりありません。これが楽しい。そして私はテノールの下を歌うのが大好き。
一人で歌うアジリタなら、ある程度歌いやすいように緩急をつけて、その時の都合で歌えますが、二人で歌う場合はとにかく正確に、そしてお互いに聞きながら微調整しながらつじつまを合わせなきゃいけない。二分音符にターンが書いてあったら、後ろの一拍に入れるのか、半拍に入れるのか、これも決めておかなきゃいけない。
だから結局は、一人で倍ぐらいの速さのコントロールができる状態でないと、二人のアジリタはぴたっとしないし、だからこそ合うととても気持ちいい。重唱というのはどんなものでも、お互いに競いあうだけではなくて、引き立てあったり、庇いあったりするのが楽しいのですが、アジリタはもっとそう。ロッシーニのセリアを歌い続けているのはそれが理由かな。

アンサンブルも面白くなってきて、あと一ヶ月半、がんばろ。

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