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ロベルト・デヴェリュー終演

春のセレンディピティ、ロベルト・デヴェリュー終演しました。

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騙されてはいけません。衣装は時代とか超てきとーです。でも配色とか、キャラクターの配置に合ったものにできたかなと自画自賛。舞台に出たらサラちゃん美人すぎ。ヒロイン枠はこうじゃないとな〜♪ エリザベッタ様は付け毛を駆使してアラウンド60感を出してみました。めんずも衣装をお高いものっぽく見せてくれていい感じ。

舞台には固定のオットマンと小机、小箱、羽ペン。あと指輪、スカーフ、手紙、命令書。これだけ。あと字幕あり。もともとこのオペラは登場人物も小道具も少なくて、演奏会形式で演じられることも。ま、上演回数自体少ないけれども。

さて、たぶん主催公演で初の、開演1時間前に楽屋入り。心配していた設営を10分台で終えたスタッフのみなさんに大感謝、余裕をもって舞台に臨めました。
どマイナーな演目なのが功を奏してか、当日券をお求めくださったのは見るからにマニアなお客様。そしてやたら演奏者の目立つ客席…。どきどき。

発声の時間がなかったのでヒヤヒヤしましたが、1幕は概ね大丈夫。ちょっと下の音の切り替わりが早い(わりと日々違う)けれど、ベットの音とのチェンジもわりとスムーズだし、下も鳴っているのでなんとかなりそう。
2幕も喉に触りすぎないように注意しながら歌い、演技間違えるところをカンペで心の指差し確認をして乗り切った。と思ったらいちばん好きなところで歌詞がふにゃっとなっちゃった。稽古中なかなか覚えられなかった、同じ音が続き続けるところはほぼクリア。でもって問題の3幕。

ロベルトのアリアが終わって、暗転から私が出て行った後、袖では出演者がお手伝いのソプラノちゃんに「きれいな曲だけど、歌いたいなんて思っちゃダメだよ」みたいなことを言ったとかなんとか。

ゆっくり丁寧に確実に、Vivi ingratoはけっこうよかった。でも、最後の1番で歌詞が二段ぐらいぐちゃっとなってしまって、稽古で間違えたことがなかったのでちょっと動揺。でも間違い続けていた2番はクリア。少し疲れていたけれど、Bからhigh-Dの音色は、まあまあだったかな。

最後のアリアに象徴されるように、エリザベッタ役はほとんどのソプラノにとってリスキーな役だと思います。でも私はこの役はとてもしっくりきました。また歌える機会があるといいな。

可憐にぶっ壊れたヒロインのサラちゃんな吉村恵さん、若さうえの無謀無邪気さに溢れたロベルトくんの岡坂弘毅さん、優しい雰囲気で後半の可哀想さが際立つノッティンガムさんの高田智士さん。華麗な音で宮廷絵巻を彩ってくれたピアノの小森美穂さん。すばらしいメンバーで、お稽古場はまったり、歌唱は過酷に、素敵なコンサートになって、とても楽しかったです。

来年はエルミオーネ。谷川さんのロッシーニ超楽しみ!

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