« Hという音 | トップページ | ロベルト会場稽古とか »

暗譜

今回は演奏会形式ながら、暗譜で、演技もちょっとあり。衣装もあり。

昨秋、もろもろペース配分に失敗して以来、自信をなくしていた暗譜。
春の会は、暗譜と見譜半々だったし、チラシにも演奏会形式と書いたので、どうしようかなと思っていたのですが、結局暗譜。演技は台本に書いてあること自体が少ないので、なんとかなるはず。。。

主催公演では、毎回自分で字幕を書きます。この作業は暗譜には良いし、人の歌もしっかりわかるので、曲全体の話の流れは把握しやすい。

今回は原語のイタリア語と、英訳をもとに字幕を書いたのですが、さすが宮廷モノ、持って回った言い回しばっかりで、直訳だとイマイチわからないところが多数。字幕は1画面6行しかないのに、原文にない補足を2行入れたところもあるぐらい。

しかし話でよくわからないのは、エリザベッタの最初のアリアでの「ロベルトに他の愛人がいる疑い」というのは、間違い(陰謀)だったのかそうじゃないのか。ロベルトは次の二重唱でエリザベッタを「愛していない」というのですが、ライバルの名を言いなさい、には答えていない。ノッティンガムのアリアで、サラが不幸だと知って、あるいはサラの招きで、彼女に会い、愛が復活する。その後はサラを守るために自分だけが罪を被るように、ライバルの名前を黙秘する。のだけれどサラとのたった一回の密会(しかも話しただけ)の証拠(スカーフ)を掴まれ、ノッティンガムにバレ、サラが指輪を持ってきたことでエリザベッタにもバレる。サラは夫に無実だというし、ロベルトもアリアでサラの無実について語る。

ロベルト、別に愛人いなかったのなら、愛が薄れてても「愛してます」「指輪返すので助けてください」って言えばいいやん。
サラちゃん、ロベルトに永遠に自分から離れて、と言うなら、疑われるようなモノ(愛の言葉入りのスカーフ)なんか渡さなければいいやん。
ノッティンガム、スカーフで気がついて怒り狂うのなら、その時点でサラだってバラせばいいやん。
エリザベッタ、最後のアリアの前で、処刑命令にそんなに後悔しているのなら、命令を撤回すればいいやん。

と、ツッコミどころはいろいろあるのですが、恋愛感情の縺れと、逆上した心理、簡単に前言を翻せない立場のコンビネーション。ん〜ドラマティック。

もしも私がエリザベッタだったら、そもそもこんなリスキーな男を愛人にしないけど、議会から処刑を求められた時点でさっくり署名しているかな、ってこれじゃ幕が開かない。

|

« Hという音 | トップページ | ロベルト会場稽古とか »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« Hという音 | トップページ | ロベルト会場稽古とか »