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今年初めてのレッスンとオペラ荒れ

秋から年末にかけてバタバタで、レッスンに2ヶ月も行けなかった…。

ということで、2ヶ月ぶり、ドキドキの発声練習、エリザベッタ様用のメニュー。

私は発声練習が苦手。どんな声で歌っていいのか、どんな音の捉え方で歌っていいのかよくわからないままスケールが進んでいくから。のだけれど、今は「自分の声」で歌曲を歌っているからか、わりと息を流す力だけですーっと声が出ていく感じ。

で、「フランス歌曲を歌っていると、声が滑らかになって、オペラ荒れが取れてくるよね」、と先生。なるほどメカラウロコ。去年アルミーダとかノルマとかトロヴァトーレとかキツいものを続けて歌って、確かに自分の持ち味のしっとり感が少なくなっていた。ドビュッシーを歌っていての、この「戻ってきた」感っていうのはそういうところなんだ、と。

そういう意味で、キッついエリザベッタ様に並行してドビュッシーっていうのは、バランスいいんだな、と。

逆に、アルミーダとかノルマを歌う前に、「バンヴィルの七つの歌」をやっていたとしたら、ポジションが上がっちゃっていたか、高音が詰まっていたかどっちかだったと思う。

フランスものの先生がその中の「薔薇」について、普通は「すごい大変な思いをして歌う曲」とおっしゃっていたのだけれど、もーっと大変な思いをしたから、これぐらいへーき。というか8割ぐらいで歌えるので、逆に歌いやすく感じるのかな。

「薔薇」を歌いたければアルミーダのアリアを練習するといいよ、なんて言う人だれもいないと思うけれど、私が最近追いかけている「流れ」。つまりロッシーニ、マイアベーア、ワーグナー、ドビュッシーという、紐の一本ずつで繋がった系譜を遡るとそういうことになるし、発声としてもそれが正しい、と思う。

年末の小さな会で選んだのはマイアーベーアの「ユグノー教徒」とワーグナーの「ローエングリン」。私の選曲はいつだって無茶苦茶なのだけれど、自分の中ではいちおう繋がっている、の、たぶん。

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