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ヴァニエ夫人とわたし

1月25日15時開演、アトリエ・ドゥ・シャンAスタジオ(大泉学園)にて。

最近いちばんたくさん練習している、ドビュッシーの「バンヴィルの七つの歌」は、彼の10代のころのパトロンであり、憧れの人でもあった、人妻、アマチュアソプラノのMarie-Blanche Vasnierさんに捧げられた曲。

1月のフランス歌曲の会は、フォーレが必須で2曲歌わなきゃならないのだけれど、残念ながらぜんぜん興味がない。あと3曲をこの曲集からで、結局「リラの花 Le Lilas」「まだまどろんでいる Il dort encore」「薔薇 Les Roses」にしました。

フォーレも、グノーも、マスネの歌曲も、フラオペの先生曰く「キミ用じゃない」、らしいのですが、このヴァニエ夫人用に書かれた曲は、むっちゃワタシ用らしく。とても歌いやすい。

今まで、いろんな方にいろんなことを言われてきた私の声。だいたい、オールマイティという方向のご意見が多かったのだけれど、先生にはかなり特殊な声に聞こえているみたい。

たぶんそれは、声質よりもテッシトゥーラとかラーゲとかいわれるものの問題で、中音が厚いハイソプラノ、というところ。ヴァニエ夫人もこんな声だったのかなあ。

バンヴィルの七つの歌、ソプラノ・レジェとピアノのための、と書いてあるけれど、日本のレジェみたいにぴーぴーした声用ではないと思う。「リラの花」とか「薔薇」とかは、一つのフレーズでの音の幅が広い。
オペラのように上の音をキメて聴かせるとか、低音の分厚い色を使うとかいうのではなくて、同じ色で、一つの表現でメロディー自体が広い。

ただ、広いといっても「薔薇」で下の♯レから上のシまでで、別に中央ドの下の音や、high-X系の音があるわけじゃない。音としては誰でも持っているはずの広さ。

そういう場合の、特にレガートの難しさって、声域の問題でもないし、チェンジや声区の問題とも違うのだけれど、何というのかな。何が問題なのか。私には歌いにくい理由がわからないけど。

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