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ガラのお稽古

ガラコンの主催って初めて。

今回のガラコンサートにはソロの曲は1曲もなく、すべて重唱です。

ドニゼッティ「シャモニーのリンダ」 リンダとピエロットの二重唱
R.シュトラウス「アラベッラ」 アラベッラとマンドリカの二重唱
マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」 サントゥッツァとトゥリッドゥの二重唱
ドニゼッティ「愛の妙薬」 アディーナとドゥルカマーラの二重唱
ヴェルディ「イル・トロヴァトーレ」 レオノーラとルーナ伯爵、マンリーコの三重唱と二重唱

しかもなンだか、けっこうちゃんと演技付き。

初回、稽古場に入ると椅子の並べ方が完全に立ちモード。ん? 不穏な予感。
音楽をさらっと確認した後は、いきなり立ちの説明、立ち付きの通し。暗譜って言ってないのにけっこう覚えているみなさんえらすぎ。……その間主催者の私は体調不良でピアノの陰でぶったおれ。なんかエロ面白い愛妙、昭和な感じの体当たりカヴァレリア、白熱のお稽古をぼーっと聞いていたら、もうトロヴァの三重唱。

暗譜完璧、気合い十分なルーナ様の独白。マンリーコの陰じゃない陰歌。レオノーラちゃん、入ったはいいけど、これがもう、うるさすぎて自分の声が聞こえない。とっても不安。帰って録音を聞いてようやく、何がどうなっていたのかわかった感じ。で、間違えようのない兄弟を間違える演技。あとはマンリーコと一緒にルーナを煽って回るだけ。この三重唱はレオノーラは添え物なので、あんまり体力いらないはずが、やたら消耗したような。

綺麗だけれどよーわからんアラベッラをぼーっと聞いて。

シャモニー。楽譜見ているのにまったく追えなくて、何を歌っているのかよくわかんない感じ。これは立ちやらないけれど、レッスンみたいな状態。

残り20分ぐらいでトロヴァの二重唱。これは一回やっているし、覚えているから大丈夫……なのだけれど、ルーナ様との直接対決。とにかく力の入らない体を落ち着けて、音をストイックにカッチリ歌うことだけに集中。三重唱はゼンゼン聞こえなかったけれど、二重唱はルーナとのバランスをある程度とれた感じ。
この曲はここ数年発声がわりによく歌っていたので、やっぱり練習した量というのは正直なんだな…と。
立ちの説明も普通と違うところだけさらっとあり、立ち付きの通し。段取り忘れたところもあったけれど、歌は立ち付きのほうが気持ちが入っていい感じ。

この二重唱はほんとに好き。好きな箇所もたくさんあるのだけれど、私が一番きっちり決めたいと思うのは、最後にE sacra la mia fe!(私の誓いは神聖です)というところ。身を捧げるという誓いを守れというルーナに対する返事なのだけれど、レオノーラの中ではマンリーコに対する愛情を守ると宣言している。
前半の低音で喉こすったり、後半のアジリタで少しでもポジションが上がっていると、ここの音は安定しないし、最後もバテて歌えなくなっちゃう。まあでも大塚さんの声を聞きながらだったら、ポジションが下がりすぎることはあっても、上がるとかぜったいない、かも。

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