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声を活かせる役

アントニアのお稽古が始まっています。

今やっている、ホフマン物語のアントニアは、フランスオペラの村田先生がはじめて、私の声に選んでくださった役です。

ソプラノの役としては、ちょっと低い、ぐらいで、高音もフルで歌ってもhigh-Dまで。徹底的に中音域が中心。オッフェンバックさんはリズムも和音もややこしいのですが、ややこしいものばかり選んで歌っているような私には、あんまり気になるほどでもないです。

ホフマンのソプラノ四役(オランピア、ジュリエッタ、アントニア、ステッラ)は、四悪魔と同様に、一人で歌ってもよく、先生にもぜんぶやってみる?と言っていただいたし、できると思う。でもアントニアの幕がいちばん好きかも。

いわゆるリリコ・レッジェーロだった時代から、ドラマティック・コロラトゥーラを経て、ただいまドラマティコ・ダジリタ見習い期間中。この経過で付くべき要素は、中低音の厚み、そしてある程度のスピント。なので、アントニアちゃんのようなスピントのあるリリコの役が合ってくるのはあたりまえ。ドラマティコ・ダジリタなんて欲張りとリスクの塊みたいな声種なので、私が自分の声を商品として売り込まねばならない立場なら、「スピントのあるリリコ」を中心にやるんじゃないかと思います。いい役多いし。

私のレパートリーというか声の経過は、カラス様とかサザーラントとかグルベローヴァとかいうよりも。シェリル・スチューダーを大急ぎで後追いしている感じです。スチューダーは後半、ワーグナーのリリコ役で再評価されるのですが。ん、まあ、エルザの夢を歌っても目眩しなくなったけど。とりあえずその程度。

とりあえずアントニアのアリア、二重唱、三重唱とフィナーレをしっかり緻密に隙なく……仕上げないとね。

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