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女声の低音とエロ気

ファンタジー設定でありますよね。体も壊すけど敵にも大ダメージの破壊呪っぽいやつ。

ある方に私がいつもボヤくのは、自分の声(声帯)のキャパシティを支えられる体が作れない、ということ。作れる見込みがあるのにできない、のではなくて、キャラのHP上限値みたいな感じでムリ。でも仕方ないのです。HPとMPの範囲内でしか、誰も生きられないのだから。

ということで、アルミーダ様ですが、思い返して大好きだったところは1幕フィナーレの「Vanne: i passi precedi d'Armida」。絶体絶命のリナルドくん救出のために魔法を使うと決意したアルミーダ様の魔女っ娘なところで、ほんとはおもむろにステッキを取り出して、シャラーンとやりたいところ。しかもここ、前半が低くて「a momenti seguirti saprò. 」はオクターブ上がってからの下降音型。前半はがっつり落として、後半はその落としたポジションのまま超レガートというかポルタメント寸前な感じのエロっぽい処理で降りてくる……という目標。お稽古のほうがエロ度はあったかもしれないのですが、本番も70点ぐらいにはあやしげだったかな。

アルミーダもそうだけど、ソプラノの低音っていうのは基本エロいのです。以前男の先生に、ルチーアか何かで、ドキドキするから低音鳴らすのは一曲一回にしてと言われたことがありますが、アルミーダはドキドキしていただいてナンボな役。日本人的な感性では、恋人キャラとどエロが重なるのは基本タブーで、女声の低音は滅多に使わない。で、たいていのソプラノは低音域を使わない。音が書いてあってもほとんど消して歌ってしまう(そのように指導される)。

でも低音がっつりなソプラノに生まれたからには、ゾクっとさせたいものでね(*^^*)

いろんな公演を見に行って、キスシーンとかセックスシーンとかを演出しているのをよく見ますが、ほとんど無駄、というか余計で、歌手の演技なんかへたくそに決まってるんだし、安っぽくて不快感しか感じません。声と視線だけでどエロい舞台を見てみたいものです。男声も!

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