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レオノーラとノルマ

10月のコンサート。

宿題がいっぱいたまっているのです。まず、ヴェルディちゃんとやらないといけないし、ドイツものも先生から課題いただいてるし。ベルカントもフランスものも、ハイライトとかではやらないけど、アリアだけ歌いたい曲がいっぱい。
……というわけで、今年の秋はガラコン。と思っていたのですが、いろいろあって、ガラ、プラス、ノルマのハイライトをやることになりました。アダルジーザにものすごくイメージぴったりなリリック・メゾ、美しくかっこいい吉村恵さんをお迎えして、とうとうノルマ役に挑戦です。二重唱とっても楽しみ。

ノルマは、私としては(たぶん長くない)キャリアの最後に歌いたかった役で。ドラマティコ・ダジリタに足を踏み入れたばかりの今歌うにはちょっと早い気もしないでもないのですが。……今がキャリアの終わりじゃないとも限らないわけで。ベッリーニの流麗な様式をしっかり叩き込んで、初演のパスタ様のことを思いながら、がんばってみようと思います。パスタ様はロッシーニではコリンナ様初演(ランスへの旅)。深みのあるしっとりとした、圧倒的に美しい声を追求しないとね。

ということでガラのほうはあんまり歌えなくなり、でも前からどうしてもやりたかったトロヴァトーレ。ルーナ役を大塚博章さんにお願いして。アルミーダでもおつきあいくださった富澤祥行さんとの1幕三重唱、そして4幕の二重唱を歌います。最近機会があるごとにトロヴァのアリアは1、4ともに歌っていたので、二曲だけですがプチハイライトな気分。

大塚さんのルーナは、清教徒ではじめてご一緒させていただいた時からとってもイメージぴったり。どバスからバリトン域まで器用にこなされる&十二分な声域をお持ちの方ですが、私はどっちかというとバリトンな時の声が好き。ジョヴァンニとかスカルピアとかルーナとか、あと聞くことないと思うけどアッスールとか……レイミーさんとカップチッリの間ぐらいなイメージなんだけどな。まあ、ルーナは女子の胸キュン度では最高レベルの役なので、レオノーラ様としては思いっきり彼の純情を踏みにじりたいと思います。うふふ。なお、これはすべて声と役の話であって、ご本人(私もだ)の性格等にはまったく関係がないことを特に申し添えます。がっつり二重唱は清教徒以来ですが、こんどは対決なのでとっても楽しみです。

三重唱は……えーっと、あの。富澤さんと大塚さんを間違えろって? しかも抱きついてからまだ間違えてろって? まあそれはオペラの嘘というところで。ほぼ同級生で仲良しなお二人の間で、のほほんな私としては、鋭意がんばって、とっても鬼畜な……もとい、一途なレオノーラを演じたいと思います。

ガラではあと、とってもしばらくぶり、私のかわゆいコントラルト、高橋未来子ちゃんと、「シャモニーのリンダ」のリンダとピエロットの二重唱を歌います。未来子ちゃんのピエロット、私は以前からぴったりな役だなと思っていたので、私のリンダは、いまさらリリコ・レッジェーロ?感が漂いますが、女声の三度のアジリタ、しかもけっこうずっしりな、を楽しんでいただければと思います。

あ、長くなっちゃったので概要は後日。

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