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清純派キャラたち

あくまで役の話で。

某会某氏の布教活動(^ ^)で、ワーグナーのアリアをチラ見。ウチにあった10曲ぐらいをさらっと歌ってみましたが、いちばん合いそうなのはローエングリンのエルザちゃんかな。エルザの夢はアリアとしての構成もすっきりしているし、声にも表現にも違和感がないので、そのうちどこかで歌ってみようかな、と。後半の複付点のリズムが好き。あとはタンホイザーのエリーザベトとか。わの字では私の声でもまだまだ清純派キャラがOKみたいで、それはちょっと嬉しい。でも、しっかりリブレットを読んでいないのでわからないけど、私ならローエングリンに名前を聞いたりしない(どうでもよろしい)し、タンホイザーがヴィーナスに誘惑されちゃったら、私たちご縁がなかったのね、とさっさと忘れてしまう気がする。お姫様たちには、何せ、最後に死んでドラマを終わらせるという義務があるから、いろいろ大変。

楽譜が送られてきた、どろぼうかささぎのニネッタちゃんは、ロッシーニなのですがブッファなので、なんだかドニゼッティのブッファを歌っているような感覚。アルミーダとか湖上に比べて、アジリタも簡単だし音もひねくれてないし。女声の二重唱だからか、フィナーレもそんなに厚みがなく、セリア派の私にはちょっと物足りないけど、可愛らしい重唱です。ニネッタちゃんも清純派。

今の最大の課題である、トゥーランドット姫だって、超がつく清純派。大いなる純潔の誇り、らしい。曲の最後クライマックスの直前にある、puritaのアクセントの重いことといったら。

来春のアントニアちゃんも、深読みしなければ、清純派。というか人形オランピアと、娼婦ジュリエッタとの対比なので、清純派恋人キャラじゃないといけない。

今やってるので清純派じゃないのはアルミーダぐらいですが、なんだかここに挙げたキャラの性格を考えると、アルミーダのほうがまともに人間らしい気がしないでもない。でも、自分の仕事を放棄してまで若いヒモ男くんを救って豪華お手当付きで囲った上に、あっさり捨てられて(2回も!)、傷ついて狂乱してしまうアルミーダも、なかなか純情なのかな。私なら、リナルドを助けたとしても、ここにいたければいればいいし、出て行きたければお好きにどうぞ、で終わってしまいそう。……でもこれじゃドラマにならないですね。

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