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得意分野

諸々あって超絶体調不良だったのが、お稽古空きのおかげで少し復活。

で、体を整えるために、と思ってルチーアを歌ってみて、アリア二重唱二重唱狂乱のすべて楽譜通りのノーカットで、歌いきってしまった。ところどころ忘れているけど、それ以外はアジリタも高音も問題ないし、何よりなーんにも考えずに軽ーく歌える。コンテッサはまだそこまで行ってない。

ソプラノの声種の中で、リリコほど難しいものはないと思う(趣味や持ち声の問題もあるけど)。

でもコンテッサを苦しんで苦しんで歌っている中でも、また意外な部分が良くなっていて、ルチーアも確実にブレスがのびているし、sotto voceも、でもってなぜか高音も自然になってる。high-Eも中音域から上げた音に近づいている。

立ち稽古に入ってから、疲労と心労がまったく回復せず、歌も崩れっぱなしで落ち込みがちだったので、たまには得意分野で自信を取り戻さないとね〜。

立ち自体は、思っていたよりもコンテッサのまとっている空気が冷たくて静か。というか伯爵との間はかなり冷えきっている感じ。演出さんが、その場面での感情の持ち方やその表し方(心の中だけでいい、とか)、空気感をしっかり伝えてくださるので、軌道修正しやすい。演技の基本動作自体は慣れないし、体がついていかない部分も多々あるけれど。

演技をやる機会はあまりないので、演出の方の指示を覚えられるかかなり不安だったけれど、会議でメモをとらずに議事録つくるようなもので、それに動きを体が覚えている部分もあるので、案外大丈夫なものだなあ、と。

立ちを見ていていちばん面白いのはやっぱり六重唱で、わかっているのに笑ってしまう。あと、コンテとバジリオのコンビはなんだかすごくコメディの息が合ってていい。フィガロは楽しそうだし、ケルビンはかわいいし。

演技って、私にとっては、オペラを歌う上で付いてくるからやらないと仕方ないもの。でも役の性格や精神状態を表現するのは歌の表現の延長線上で好きだし、コンテッサは立ち回りよりも空気感が大事なので、そういう意味では向いている役。歌も演技も、役の格がとても高いので、位負けしそうになるけど(T_T)

泣いても笑ってもあと数週間。びしっと体調管理して、後悔のないようにしないと。

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