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持病と痛みと演技と

女優さんである演出さんとお話していて気がついたこと。

一言で説明しづらい病気なので、演技上の制約も簡単には言いにくいのですが。

普通の人は、普通に歩けますね? でも私は、関節がとても不安定なので、普段歩くだけでも、まるで舞台で歩くような注意が必要なわけです。ですから、逆に言うと、常に、日常で、演技の練習をしているようなもので。この痛みがあることで、普通の方にはない、不随意筋の感覚もあったり。それは歌でも演技でも有利ではあるのですけれども。

正しさ、は、美しさに通じます。関節に最も負担のかからない形は、最も美しい形であるわけです。

発声においては、私はこの圧倒的な筋力のなさをテクニックで補う必要があるわけで。でもその背筋の緊張感は、美しさにも通じていると……。まあ悲観するのは簡単なので、もがいてもがいてみるわけです。

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