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フィガロお稽古(初回)

いよいよ!という感じです。

フィガロは登場人物が多いので、稽古に入る人間も多いです。女声が7人、男声が4人、それに指揮者さまとピアニストさま。初回稽古が初顔合わせだった方も、はじめて声を聞く方もちらほら。

マエストロ(指揮者)のいらっしゃるお稽古というのは、形式上約2年ぶりなのですが、実質はもっと以前に遡り。指揮の見方とかそういう感覚は学生時代以来。でも棒だけでなく表情や身体表現で「こうしてほしいんだよ」というのがわかりやすくて、歌いながら「そっちなのね」と変えて行くのはけっこう好き。…といっても楽譜が机の上だったのでチラ見でしたが。

今回の相手役、伯爵様は和音感の相性がよくて、声質もちょっと似たところがあって、あまり相手に合わせる必要もなく、とても気持ちよくアンサンブルが歌えました。

楽しみにしていたフィガロは、やっぱりシエピっぽいアプローチだなーっと。バルトロさんは、普段バルトロを歌ってる方の前でまたもや緊張したらしい。バジリオさんは、素でバジリオでした(笑)

スザンナさんは細くて固めのレッジェーロというかハイソプラノ系。ケルビンは若々しいメゾちゃん。マルチェさんはお姉さま。バルバリーナが欠席で、花娘ちゃんたちは超ラブリー。若いっていいなあ。

コンテッサは今のところ、発音と音程の正確さをやや犠牲にしても、たっぷりしたドルチェな声を上から下まで(といっても音域は広くない)すべて中音域として処理する、ことを優先しています。ので、スザンナさんとは誰が聞いても混同しようがないぐらい離れていて、そういう意味では聞きやすいと思うのですが、手紙の二重唱はちょっとバランスを考えないと、かな。

三重唱で、上昇音型最高音のhigh-Cをちゃんと抜いて(というか逃がして)歌うようにマエストロからご指示いただきました。モーツァルト、特にコンテッサは音にアタックがあってはいけない、フレーズの最後は丁寧におさめること、というのは心がけていたのですが、high-Cも?か、やっぱり…。

セッコはだいぶがんばったので、あんまりボロは出なかった…はず。アンサンブルの掛け合いはやっぱりドキドキしますが、同じ場所で稽古していたロッシーニのオテッロに比べたら、心拍数は-20ぐらいです。

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