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フィガロといろいろ

いろいろ。

オペラで歌う機会が多いのはもちろんイタリア語で、私は今個人的にフランス語が増殖中。となるとなおざりになるのはドイツ語。たまーに歌う機会があるたびに、えーっと、となります。

やらない?って言ってもらって、いいよ、と言ったものの、とりあえず楽譜を見て歌ってみておかないと、後になってヤヤコシイので、ローゼンカヴァリエ(ばらの騎士)の三重唱。かっこいいオクタヴィアンくんと、かわゆいゾフィーちゃんと、エロっぽいマルシャリン(元帥夫人)。オクタヴィアンも男装役なので、私はどれでも大丈夫なのですが、だいたいの場合、いちばん歌う人がいないものを引き受けることに。マルシャリンは、ドンナ・エルヴィーラをやっていた頃から歌ってみたい役の一つ。

で、暇な日曜日だったので、ラクメとアルミーダとミレイユのそれぞれのメインのアリアを歌ってみました。ラクメねえ…ちょっと前までは後半のアジリタが難しく感じたのですが、ロッシーニ特訓会と、ディノーラの後では、なんかすごく簡単に音が当たる気がします。ミレイユの燕のワルツも軽いけど、high-Dのトリルは難しい。アルミーダのロンドは、まだ音がよくわかっていません。エレナちゃんのロンド・フィナーレと、発声練習を足してニで割ったような曲。

と、そんなことばかりしているわけにもいかないので、フィガロのコンテッサ、セッコも含めて音をピアノで叩いて取り直し。とりあえずはきっちりやんなきゃね。ちなみに、ウチにあるのは電子ピアノのとても古いものなので、鍵盤がものすごく軽くて、私の指でも叩けます。木のピアノが欲しいけれど、突き指しそう…。

コンテッサのポジションはまだ安定していなくて、今日は高いものを歌っていたので、そんなにガッツリ下ろさないところで取っていました。でもソロと重唱、相手によってちょっとずつ意識を変えたほうがいいのかもしれません。フィガロが上にきてコンテッサが基音に入るところとか。

ポジションの話をしだすと終わらないのですが、いちばんわかりやすいのがhigh-Cの下のB。レジェの時、リリコレジェの時、リリコの時、ドランマティコの時、ドランマティコ・ダジリタの時、メゾの時、コントラルトの時、ぜんぶ処理の仕方が違います。だから、「テノールからバリトンになった人が高い音で苦労する」ということもありうるわけで。でもこれをキッチリやらないと、役の声にならない。

コンテッサはややスピントの入ったリリコの役なのですが、これがまたアプローチとして中途半端なところで。ドンナ・エルヴィーラのほうが歌いやすかったな…。

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