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Village飲み会

22曲! がっつり歌ってきました。

知人のレストランでのソロコンサート。30分を3ステージで、お客様はいっしょ。飲みながら聞いていただく会です。
日本語の曲は滅多に歌う機会がなくて、一昨年のクリスマスに2曲歌ったきり。1・2部は中高生の頃から歌ってきた曲を選びました。日本語が聞きやすいと言ってくださって嬉しかった♪ 明るいものとしっとりしたもの、曲によっていろいろ歌い方を変えてみました。自分でちょっと新しいことをしてみたのが、平城山とねむの花です。平城山は一つ一つの音符に<>を付けながら広げていく、雅楽のような歌い方を意識してみました。ねむの花は囁くようなピアニッシモ。オペラでは使わない声量の小さな音を中心に組み立ててみました。あとは、ビブラートを押えて、すこーんと抜いて歌う曲が多くて、これも普段使わない、ちょっとなつかしい発声。
3部はちょっと欲張りなプログラムで、できるだけいろんなタイプのキャラ、いろんな様式、いろんな声を聞いていただこうと選びました。同じ発声のものは一曲もなし。ふつうはどこかに照準を作って歌うのですが、今回それもせず、曲や役の気持ちに合わせて、自然に出てくる声を大事にしました。Una voceのHigh-EsとかシャモニーのLow-Aとか、どちらかに合わせたらもっといい声にできる、というところもあったのですが、両方できるポジションを意識しました。
すごく嬉しかったのが、お客様に、マリア・カラスの声と似ていると言っていただいたこと。たぶん声質が似ているというわけではなくて、元の声域がメゾで、上に伸ばしていったソプラノという意味だと思います。
今回のチャレンジでは、自分の声についていろいろ発見がありました。コントラルトの役は、もうちょっと低音を鍛える必要がありますが、たぶん自分で思っていた以上に向いていると思います。あと、私の声は素で歌うとちょっと中性っぽい。声だけだったらケルビーノのほうが向いてるんだけどな、見た目が向いてないもんな(笑)

プログラム
1st〜世界の歌@日本語
春の日の花と輝く、優しき愛の歌(アイルランド)
フル・フル、聞かせてよ愛の言葉を(フランス)
故郷を離るる歌、ローレライ(ドイツ)
赤いサラファン、泉のほとり(ロシア)

2nd〜日本の歌
通りゃんせ、待ちぼうけ、椰子の実、花嫁人形
平城山、落葉松(小林秀雄)、お菓子と娘、ねむの花

3rd〜オペラへの招待
Non so piu cosa son/自分で自分がわからない:フィガロの結婚:ケルビーノ(少年・メゾ)
Una voce poco fa/今の歌声は:セビリアの理髪師:ロジーナ(少女・メゾ)
Per sua madre ando una figlia/ある娘が母のもとに行き:シャモニーのリンダ:ピエロット(青年・コントラルト)
D'amor sull' ali rosee/恋は薔薇色の翼に乗って:イル・トロヴァトーレ:レオノーラ(女性・ソプラノ)
Voce di donna o d'angelo/女の声、それとも天使の声でしょうか:ジョコンダ:チェーカ(老婆・コントラルト)
Bel raggio lusinghier/麗しい光が:セミラーミデ:セミラーミデ(女王・ソプラノ)

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