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歌と筋肉

ベッリーニは軽かったなあ。

曲がロッシーニになって、先生の稽古での発声練習の難易度もがっつり上がります。ドレドシドシラシラの三連符下降1オクターブを、上下1オクターブ半延々と歌ったり(集中力が疲れた)、分散和音のオクターブ2回を腹筋の使い方を変えながら歌ってみたり(おなかがつりそう)。曲芸の追求です。

腹筋はどうも、みぞおち、臍の上、臍の下と三つパターンがあるみたいで、私は長年レッジェーロだったので、みぞおちの筋力はあるのですが、臍の下は足りない。つまり支えが上がってしまいがち。でも最近馬鹿みたいな量を歌っているので、多少筋力がついてきたかな、と。

背筋は、今日のエレナだと、バストの裏側の脇に近いところを下やや中向きに使っているのですが、この曲ならもうちょっと下でもいいんじゃない?と。清教徒は基本的に強さはいらなくて、思いっきり下ろして歌ったQui la voceが、骨盤の一番上ぐらいでしたが、下を支えただけ。ディノーラで使うのは圧倒的に脇。あと腹筋の下のほう全体。音符が強いので、けっこう力勝負です。ふう。

ディノーラをやって、もうちょっと筋力がついたら、トゥーランドットのIn questa reggiaと、トリスタンとイゾルデのLiebestodをやってみたいなあ。あと夜の女王とヘンデルの超絶技巧もの。こう並べると声種的に変だけれど、やっぱりドイツの香りがするものは、みんな音符が強いです。

しかし、私よくこんな薄い筋肉で歌ってるなあ、と、清教徒の時につくづく思いました。共演者がなあ…。私は、喉のスタミナはけっこうあるけど、体のスタミナはぜんぜんない。だから喉に頼って歌う癖がついている部分があって、こればっかりは歌って筋肉を付けて、癖を取っていくしかないです。しばらく強いものと重いものをやってみようかな。

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