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あれ…わからなくなっちゃった

発声の話。

わからなくなっちゃったのは、3月のルチーアの時の発声! あの時は本番2日前ぐらいにがらっと方針を変えて、思いっきり脱力したところでぼーっと歌いました。ホールは響き過多なので、ピアニシモを多用したのと、相手役のテノールさんの声をふわっと拾うところで響きをつくったのは覚えているのですが…。なンか忘れちゃった。エドガルドさんの、あの冷やっとした綺麗な感覚が懐かしいなあ…夏だし。

今回のテノール、アルトゥーロさんのお声は、7月の晴天、というような、曇りひとつなく明るくて陽射しが強い感じ。夏が来たね!ってテンションが上がるような、コカコーラのCMみたいな。腕を引っぱって真っすぐ前に進めてくださる感じ。だから、エルヴィーラは半歩下がったところに落ちている影、みたいな感じの距離感で、とても付けやすいです。私は受け声なので、高めのテノールさんとやらせていただくと、ぴたっと寄り添える感じがして好き。プリマっぽくはないけど、そのほうが性に合っているようです。

この、響きが重なった時の「触った感じ」というのはほんとうに面白いです。もう1つ二重唱があるおじさまのお声は、一緒にやらせていただいた時から、この感覚、知ってるんだけど何だろう…と思っていたのですが…。このソファ!。チェスターフィールドというらしいですが、まさにこの触った感じ。でもって、この座った感じ。ル・コルビジェとかではなくて、コレ。しかも座面がクッションじゃないほうのタイプ。

私の声は、どんな声なのかな。硬めで暗めでヴェールに覆われた、感じなのはわかっているのですが。こんなバカな例え方をしてくれる共演者がいないから、よくわからないです。清教徒のお稽古をさせていただいていると、時々自分の声が暴走しているかのような、ものすごく響きの強い状態になることがあって、たぶんその状態のままいられれば、いいんだと思うのですが。おじさまとの二重唱でたまに、響きの合わさったところが金管みたいな色になることもあって、たぶんそういう時のポジションが、私にとって一番いい声だとも思うのですが。ん〜。

エルヴィーラは、今のところ1幕と2、3幕に距離がありすぎるので、1幕を近づける方向で調整していますが、まだイマイチ、コレでいこう!という感じではないです。3幕は変えるつもりはないので、狂乱をどうするかで、だいぶ変わってくるのだけれど…。

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