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アジリタものの難点

咳がとれないです。

このところコンスタントに歌わせていただくようになって、痛感するのが、とにかく私の場合体調がよいのは年の1/4ぐらいだということ。年の半分は関節の調子が悪いか熱があるかで、あと1/4は耳鼻咽喉呼吸器系のトラブル。内蔵や粘膜もコラーゲンでできているので、コラーゲンの出来の悪い私としては、まったくもって致し方ありません。

アジリタとか超高音とか、その手の超絶技巧モノの困ったところは、「悪い状態で練習しても何の意味もない…ばかりか悪影響しかない」ということ。もちろん、悪ければ悪いなりに本番歌う、ということは必要なのですが、声がちゃんと出ていない状態で歌っても、課題を克服することにはならない。だから、発声用の曲とお稽古の曲は別。テクニカルな処理と音楽的な処理はまったく違います。今まで清教徒をよく発声用に歌ってきたけれど、今はお稽古だから他の曲を歌います。ディノーラをヴォカリーズで歌うか、あとはロッシーニが多いです。

ただ、声楽というのは不思議なことに、何回も歌ったからできるようになるという部分だけじゃない。それに、目の前に課題があっても、それができない原因は別のところにあったりする。だから私なんかが歌わせていただけてるのかな、と思います。

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