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「私らしい」音型って?

昔の歌手はアド・リブでつけたそうですが。

カデンツというのは、作曲家が「好きにしていいよ」と言っているところに挿入する、技巧的な音型です。ヴァリエーションというのは、同じ音型の2回目とかを、原型を残したまま変えて歌うものです(たまに跡形もなくなっていたりします)。

リッチさんという方がおられまして、カデンツ集というものがあります。古い時代の歌手(メルバとかあのへん)がこう歌った、というものの集大成です。

カデンツ付きアリア集に載っていないときはこれを見てツギハギするのですが、このカデンツ集にも載っていないことがあります。載っていても、何か違う、だったり、自分の声に合わなかったり、そういう時は作曲することになります。

……ルチーアのれにゃーばの最後、2段のヴァリエーションに半日かかった私。ディノーラのヴァリエーションは3回目の書き直し。様式とか、これでいいかどうかはまったく勘です。いえ、その前に和音が勘です。あー、様式を満たして、かつ私らしいってどういうこと? 本番までに決まるのか?! ピアノ(本来フルート)付きなのに…。

影の歌の前のレチは、歌詞と発音記号は書いていただいたものの、音型がイタリア語版の楽譜と、フランス語の音源で合っているかどうか確認するのは私の仕事。やっぱり違うし。半年前にこんなことやってたっけ。グリエルモ・テルはフランス語版の楽譜とイタリア語の音源だからまだマシだった。こういうの嫌いじゃないのですが、確認して練習して暗譜して、までもうあまり時間がないのが辛いところ。

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