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怖いって何かしら

どうしてかな。

この1、2ヶ月でブッファを二つ見ました。どちらもしっかりした方たちがしっかりした演出でしっかりした演奏をされていて、上手いなあと思いました。

が……。なんだかダメだったのです、怖くて。声がうわーっとして。どちらも小さい場所で、歌手と近かったからかもしれませんが。この怖いってなンなのでしょう。嫌い、でもダメ、でもないのです。ただ怖い。

怖いは、どうやらソプラノのキツめの声(ただしWell-trainedな、上手い方に限る)。もう1つは大きい重唱に発生するようで。もしかしたら同じアンサンブルを大きなホールで聞いたら、すごいなあと思うのかもしれないのですが。うーん。

Well-trainedな声には、芯の強い声と、響きの強い声があって、私は断然後者が好きです。これはもともと持っている声の質(硬い柔らかい)もあるし、歌手の趣味=発声の方法もある。硬口蓋とかの骨に集めた声と、体腔に共鳴させた声の違いかな。閉じた声と開いた声(ぜんぶ微妙に違うことなんだけれど)。

あ、そうだった。1つは日本語だったのです。日本語をオペラな発声でクリアに歌おうとすると、どうしても声の焦点をキツめにとらないといけない。原語が違うとなおさらです。でないと歌詞がぽやぽやになりますから。どうしても仕方ない。

でもね。響きの強い声には、呑まれるのです。清教徒のお稽古、自分の声を見失わずに歌えるのかなあ。見失っても、見失った先で見つけるもの、というのを、共演者の声を鏡にして、本番までに探し当てればよいのですが。とりあえずしっかり練習して、自分なりのエルヴィーラを固めなきゃ。

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