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清教徒のご案内

ぜひぜひぜひご来場くださいませ。

ブログでは何度も語っていますが、ベッリーニの絶筆は、ほんとうに美しい、優しい作品です。共演者はみなさま経験豊富な、すばらしい歌い手さんたちです。私は……はい、とにかくがんばります。

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V.ベッリーニ作曲 オペラ「清教徒 I Puritani」全幕 字幕付
2012年8月12日(日) 18:00開場 18:30開演 自由席 3,000円

会場:深川江戸資料館 小劇場
〒135-0021 東京都江東区白河1-3-28
都営大江戸線・東京メトロ半蔵門線「清澄白河駅」、A3出口より徒歩3分

アルトゥーロ 岡坂弘毅(テノール) 国王派の騎士。エルヴィーラの恋人。
ジョルジョ 大塚博章(バスバリトン) 清教徒。エルヴィーラの父がわりの叔父。
エルヴィーラ 西尾京子(ソプラノ) 清教徒。城主ヴァルトンの娘。
リッカルド 前田進一郎(バリトン) 清教徒の騎士。エルヴィーラに恋している。
エンリケッタ 矢崎恭子(メゾソプラノ) 国王派。国王チャールズ1世の未亡人。
ヴァルトン 高橋雄一郎(バス) 清教徒。城主。エルヴィーラの父親。
ブルーノ 笹岡慎一郎(テノール) 清教徒の騎士。リッカルドの友人。
ピアノ 小森美穂
演出 石川雄蔵

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「清教徒」は、ベルカント・オペラの代表的な作曲家、ベッリーニが34歳で夭折する年に遺した、最後のオペラです。全編にわたってベッリーニ節と言いたくなる、美しいが上にも美しい旋律に満ちていますが、なぜかあまり上演される機会がないようです。

アルトゥーロのきらびやかな高音が魅力の「いとしい乙女よ」、エルヴィーラの優美な狂乱「あなたの優しい声が」、優しい旋律が胸を打つジョルジョの「ほどけた美しい髪を花で飾り」、切なく華麗なリッカルドの「ああ、永遠に君を失った」など有名なアリアが目白押しですが、主役の4人が「プリターニ・クァルテット」と呼ばれるほど重唱が盛りだくさんなアンサンブル・オペラです。

舞台は17世紀のイングランド。クロムウェル率いる議会派(清教徒)が、国王派と戦う、清教徒革命の真っ最中。ですが、あまり歴史の知識はいりません。

【1幕】敵味方に引き裂かれた恋人たち~国王派のアルトゥーロと清教徒のエルヴィーラは、エルヴィーラの叔父ジョルジョのとりなしによって結婚を許されます。しかし、エルヴィーラの城には、囚われの女性が。その女性が処刑を待つ王妃エンリケッタであると知ったアルトゥーロは、エルヴィーラに恋するリッカルドの黙認のもと、エンリケッタを連れ出します。

【2幕】それとは知らないエルヴィーラは、恋人がいなくなったことで錯乱し、場内は悲しみに包まれます。アルトゥーロは処刑を宣告され、清教徒と国王派の決戦が翌日に迫ります。

【3幕】王妃を逃がしたアルトゥーロはエルヴィーラのもとに戻りますが、周りは敵だらけ。しかしその時、クロムウェル軍が勝利をおさめ、革命が終わったという報せが届き、アルトゥーロは罪を許され、エルヴィーラと結ばれます。

「ランメルモールのルチーア」と並ぶ狂乱オペラとして有名な「清教徒」ですが、このように実はハッピーエンド。そして悪役がいない、誰も死なない珍しいオペラです。誰かを思いやる優しさ、一途な恋。革命の中でもそんな気持ちを忘れない登場人物たちの織りなすアンサンブルをお楽しみください。

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