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声種と役

あなたの声は何ですか?

ちょっとだけ共演したことのあるバスさんを、昨日ちゃんと聞いた。まだ若いけれど、いいお声でちゃんとバスで、けっこう好み。でも、役はちょっと高そうだった。メゾさんも低そうだったし、メインテノールも高そうだった。

最近ギョーム・テルがスイスで上演されたらしいけれど、マティルドがエヴァ・メイとか…。もちろん、「その人なりの」役作りというのはあるけれど、それは音楽に忠実じゃないんじゃないかなあ。読み替えとか現代演出とかも嫌いだけど、合わない声で歌われるのも嫌い。嫌いというか、不幸だ。だから、誰かに役をお願いするとき、そういうズレだけは避けたいと思う。

ハイバリトンとバリトン、バスバリトンとバスというのは違う声種だと思うし、メゾソプラノとコントラルトも違う(それ以前に、日本人のメゾの大部分は、ほんとうはソプラノだ)。テノールも、ハイテノールと普通のテノールは違う声だし、ソプラノも大雑把にいってレッジェーロ&ハイソプラノとその他、リリコ&スピント&ドラマティックは、あんまり同じソプラノって言わないほうがいいと思う。作曲家はなんで指定しなかったのかな。

ディノーラのスコアには、ホエルとコランタンについて、こういう役を歌う歌手向きの役だよ、という説明がある。マイアベーアさんは親切だ。でも例に出ているのが現在マイナーなものばっかりでさっぱりわからない。

今やっているディノーラと清教徒は、どちらもリリック・コロラトゥーラの役。この前までやってたルチーアは、ドラマティック・コロラトゥーラの役。私の声は今のところこの中間。これは頭と体に叩き込んでおかないと、やっぱりスコアの要求からズレてしまう…。

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