« ガラ&ルチーアのご案内 | トップページ | Una voce日本語版 »

クリスマス・コンサートで今年終演

イブなのに来てくださったお客様、共演のみなさま、ありがとうございました。

サロンの稽古をしている時に、声をかけていただいたクリスマス・コンサート。軽〜い感じで引き受けて、曲を決めたのですが……普通にイタリア語でアリア歌うほうが簡単なんじゃ?と思うこと多数。でもやっぱり、日本語の曲や楽しい曲はお客様の反応がよくて、本番はとても楽しく歌えました。

チリビリビン:木陰で畑で〜の歌詞で歌ったので、ぜったいに楽しいぞ、と思っていたのですが……この曲、ブレス以外の休みがない。しかも日本語のポジションをかなり前で捌いたので、きっつかった。でも声を変えて表情を付けるという遊びをしてみました。やや反則ですが……面白かったし、面白がっていただけたんじゃないかな。

優しき愛の歌:はるけき古の日〜の歌詞で歌いました。震災の後にブログにもアカペラでアップしていた綺麗な曲。課題としては、テッシトゥーラをカバーできるところでポジションをとって、その中で同じ響きで歌うこと。チリビリビンの逆。歌っていると、うまく処理できていないところもあるのですが、通しの録音を聞く限りは大丈夫だったかなあ。最近、中音域はけっこう褒めてもらえるようになったので、こういう曲を歌うのはよいのかも。

今の歌声(セヴィリアの理髪師、ロジーナのアリア):西尾京子訳、で歌いました。通常の日本語訳(今の歌声胸に響きて心痛むも恋のなすわざ)も素敵なのだけれど、クリスマスは普段オペラを聞かない方も多いということで、アニソンなみのわかりやすさを意識して書きました。最初楽譜通りで繰り返しカット、と思っていたのですが、やっぱりアジリタやりたくなって、high-Eも出したくなって、E-durですがぐるぐるきゃらきゃら付けて歌いました。こんなのやる物好きはなかなかいないんじゃないかな〜。でもアリアを日本語で歌うのはかなり好きです。アジリタはグルベローヴァ様のをベースに、下を鳴らすものを幾つか入れて、表情はディドナートを参考に……したけど、彼女のウィットはゼンゼン出せてない。まだまだです。

Somewhere out there:谷川佳幸さんと歌いました。ポップスで、男声の旋律がだいぶ崩れていて、ハモるところはオブリガート、というちょっと不親切な譜面だったのですが、「いい曲」ってやってもらえて嬉しかった。最近ずーっとご一緒している(私から見て)ので、すっかりお声とか歌い方に慣れてしまって、これって良し悪しなのでしょうか? でも谷川さんと歌うのは、なんだか綺麗な気分になるし、綺麗な曲だとなおさらです。

あとは定番のクリスマスソングを5曲、会場のみなさまと歌いました。終演後、自分がお招きしたのではないお客様たちにいろいろ褒めていただけて、3月来てくださるという方もいらして、とても嬉しかった。終わってからは夜の部にお手伝いと、賑やかしに行って、クリスマスソングだけ歌いました。谷川さんと、夜の部のソプラノさん(内緒らしい)のとってもいい声で綺麗で丁寧な歌を満喫。打ち上げも美味しかったし、帰りのお喋りも楽しかった。新幹線になったぐらい遠かったけど、歌のことについていっぱいお話をうかがえるのは〜ちょっといいかな。

ということで、今年の本番は終わりです。歌方面については、とっても充実した一年でした。

|

« ガラ&ルチーアのご案内 | トップページ | Una voce日本語版 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ガラ&ルチーアのご案内 | トップページ | Una voce日本語版 »