« これってけっこう大変? | トップページ | オペラ「清教徒」始動 »

脱臼というか何というか

この数日、台風でもくるの?と思うようなひどい状態。

脱臼というのは肩から腕が外れることで、そういう意味では一日に何十回かやっているのですが、ちょっと状態が悪くなると、特に左肩はずっと外れている状態。ぶらぶらしています。ということは、神経障害と血行障害まっしぐらなわけで、手の甲がピリピリ。左手の握力は10キロないのですが、さらに低下。腕ではなくて、冷たくて重いモノがぶらさがっているという感じ。

肩もどこもそうなのですが、以前ストレッチの先生についていた経験からすると、筋肉がないわけじゃない。けれど、それが正しく効かない。直進はできるけれど、カーブのできない車みたいなものです。だから、少しずつ鍛えるというのがとても難しい。その前に傷めてしまいます。

Gene Reviewを読むと、hypermobilityな人は、正しい関節の可動域を学習して、その範囲で動かさなければいけない、と書いてあったのですが……。えっと、そりゃそうなのですが、人間、関節が何カ所あるかご存知ですか?と。その全部に注意を払いながら動けと?と。たとえば歩くのに何カ所使っているのか……。はい、私が時々、真剣な顔で歩いたり、手を動かしているのはそのせいです。

肩の脱臼には、内側と外側があるそうなのですが、私の場合もちろん両方外れます。常にズレている時はたぶん外側じゃないかと思います。右肩はまだ外れるという感覚が多少あるのですが、左はほとんどありません。13,4歳から外れている、一番外れ歴の長い関節です。

で、肩のサポーターって、ほんとにいいのがないらしく。知ってましたが……そうキッパリすっぱり。。。股関節もないですよね。はい。でもあっても今のような状態の時は、サポーターの重みとか圧力にすら耐えられないので、意味がないのですが。人工関節が10年ほどしか持たないというのもショックでしたが、どっちみち手術は予後不良なので、なんとかこの体を使うしかありません。温存温存……って言いながら無茶している私ですが。

障害者=歩けないという連想は、車椅子とかのせいであるようで。実際私も階段とか山道とか長距離とかはその時によって無理なことがあるのですが。私の場合は上肢のほうが悪く、肩、肘、手首、指の不安定さが日常生活の上でより問題です。なので手動の車椅子は論外、杖もダメ。

調子の悪い時は、全身の関節を1つずつ試しているかのように痛みがぐるぐると移動して、動くのもつらいし、集中力もなくなるし、こんな体もういらない、と思ったりします。頭と体が別人格のような感覚で、演技していてもそう。歌っている時だけは和解していますが……。以前は舞台でこうなったらどうしよう、と怖かったのですが、人間、案外気力で乗り切れるものだと、最近ちょっと自信がついてきました。その後のしっぺ返しは……これは仕方がありません。

|

« これってけっこう大変? | トップページ | オペラ「清教徒」始動 »

コメント

私EDS患者。私:中国人

投稿: 青鱼 | 2012/03/26 10:58

請多保重/おだいじに/Take Care!

投稿: 西尾京子 | 2012/03/26 19:05

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« これってけっこう大変? | トップページ | オペラ「清教徒」始動 »