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久々のドン・ジョヴァンニ

……長かった。

昨日は久々に、インディーズではなくてメジャーなオペラに行ってきました。二期会のドン・ジョヴァンニです。私も3月に歌ったばかりの演目。声が大好きな方もお出になるというので、ウキウキして行ったのですが……。

私は、ふつうの、歌詞とト書きに沿った演出がいいです……。

ジョヴァンニの存在感ですべてが支配されていく(ということにしたかった)、というようなコンセプトは伝わりますが、ふーん、という感じ。エロをやっているのにちっともエロくないし、取ってつけたみたい。とにかく曖昧な雰囲気だけで押し切っている全体感と、普通の立ち回りになっているところのチグハグさが……。1幕はどなたもイマイチで声が伝わってこず、お祈りがつらい感じで、フィナーレはアンサンブル感も僅少。舞台がシンプルになった2幕、絡みの少ない部分の音楽は、さすがメジャーに出られる方、と感じたものの……。いや、みなさんお上手でいい声なんだと思うんです。でもそれが全部は伝わってこなかった。歌詞に反した動きをするというのは、きっととても辛いんだと思いました。

昨日一番だと思ったのは、ドンナ・エルヴィーラさん。自分の歌った役だから特に聞いてしまうというのもあるのですが、お声も存在感も素晴らしかった。でもアリアはカット。あ、そういえばオッターヴィオ1もなかったし、プラハ版なのね〜と思ったら、終曲の6重唱があり……。なんだったんだ。総じて、15年ほど感覚が違わない? という感じで……終演後、酒と食事が進みました。。

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