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こっちでいい気がする

発声のこと。

思うところがあって、研究所を「卒業」して2ヶ月。自分への課題曲として、最初は「清教徒」にしようと思ったけれど、コレペの先生の勧めで「ルチーア」に変更。とにかく一番歌いやすいベルカントもの、特にロッシーニで発声を固めたい、ということでやってきたのですが、合わせに行って少し手応えを感じられた気がします。

どういう声が一番聞いていて心地よいのか。声楽の難しいところは、自分の声を自分で聞けないことです。発声の先生が、こっちでいいのよ、とおっしゃっても、自分で聞こえるのは子供っぽい声。一人で歌っていると、違うんじゃないかと思ってしまいます。録音を聞くのはいいことなのですが、やっぱりほんとに聞こえている声とは違うので、一人で歌って録音しても、落ち込むだけであまり足しになりません。

が。今はとってもラッキーなことに、女声男声の別はあれど、オールマイティ声だけど基本はレッジェーロという傾向の似た方、しかもとても安定した魅力的なテノールさん、との二重唱の音源があるわけで。はい、納得しました。芯は細くていいんだと。自分で細いと思っても、私の声質である倍音がフォローしてくれるのだと。

ルチーアの声が私の根源、繊細な芯と倍音がむき出しの声。マティルデの声は私の理想、柔らかさや深みの加わった声、です。でもルチーアに戻ることができるところで歌う、のが必要。ルチーアのハイライトの3月まで、基礎作りをがんばろうと思います。

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