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ミカエラの発声修正記

心配ごとはいちおう解消。でも心配…。

ミカエラの発声で、とにかく間違っていたのは、まず構音。母音を平べったくとっていました。これはフランス語の発音とは別の話。でもって、横隔膜の位置(ブレスのポジション)と支え(主に背筋)の関係。リリコの曲でポジションを上げるなら、支えはもっと強くなきゃいけない。……考えてみれば当たり前、離れてるんだから。リリコのポジションで歌うほうが支えは強くなくていいのです。

ということで、まずシモン・ボッカネグラとか歌うとこまで下げて歌ってみて、マスケラから落ちたりブレスが破綻しないことを確認。世のミカエラちゃんはここでレガートやってればいいのです。で、マティルデぐらいに戻してみる。まだ声が暗くてアンニュイなので、ポジションだけを清教徒ぐらいに戻し、支えをトゥーランドットぐらいに強くしてみる。つまり、リリコ・レッジェーロで歌うミカエラっていうのは、この音幅のなかで溌剌さを出すんだから、むしろ、ドスを効かせないトゥーランドットと同じだということ。盆の窪が痛くなるところで歌わなきゃいけない。

で、家で稽古している時は、二重唱のほうがよかったのですが、実際稽古場に行くとアリアのほうがいい。演技しながらこの背筋の強さを維持するのは大変…。いずれにしても、コロラトゥーラでアクートの曲芸やってるほうがよっぽど楽ですね。

稽古場以外の方に、自分らしい声で、とアドバイスいただいて、私らしい声って何かな?って試行錯誤。でもとりあえず、「私のミカエラ」らしい声にはなったかなと思います。

残る問題は……今日が本番だということで。

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