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仮面の三人組

今日は書き物ではなくて手芸。オペラというのは総合芸術でございまして(笑)。

仮面が届いたのだけれど、気に入らなくて分解して作り直し。スワロフスキーでキラキラにしてみました。ドンナ・アンナ、ドン・オッターヴィオ、ドンナ・エルヴィーラ用です。手芸はもともと好きなのだけれど、読んで字のごとく手を使うので原則禁止。でもデコるぐらいはまあ。

アンナという人は、あまりキャラが設定されていないようで、婚約者をちょっと頼りなく思っている箱入り娘な少女と見ても、オッターヴィオを裏切ってジョヴァンニと通じているしたたかな女と見ても、どちらでもいいような感じです。なンというか、プラハ版や譜面を見ると、アンナは純粋に、音楽的な品質担当なのかなと思います。

オッターヴィオは、実世界にいたらお友達になりたくないタイプの人で、とにかく人の気持ちに超鈍感。結局アンナに結婚してもらえなくても、仕方がないかも。1幕フィナーレで、悪事を犯したジョヴァンニを追いつめる、オッターヴィオが唯一カッコいい場面でも、ジョヴァンニのことをSignore(貴殿)と呼んでしまうぐらいズレています。アリア2つは美しいのですが、なんとも内容が空疎で、テノールらしいというか何というか。

この二人は殺されたアンナの父の復讐をするためにジョヴァンニに関わり、エルヴィーラはそれに同行するのですが、気持ちは二人とかなり違っていなければいけないと思います。アンナ&オッターヴィオ、ヅェルリーナ&マゼットと、いちおうカップルになっている組に比べて、エルヴィーラは基本一人で演技を受けてくれる人がいないので、1幕のフィナーレとか、2幕の六重唱、最終幕などはちょーっとさみしいです。さみしくて正しいのですが(笑)。

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コメント

オッターヴィオ君のアリアはテノールらしいですかねぇ?
他力本願&KYなことこの上ないけれど、
そもそも彼のようなキャラは、イマイチ他のオペラで見たことがありません。
(他のオペラたくさん知ってるわけではないけど・・・)
今風のドラマには居そうだから、当時としては新しすぎるタイプだったり??

それとアンナは無理やりジョヴァンニに手篭めにされそうにはなったけれど、
ジョヴァンニに気持ちが惹かれている描写は見当たらないから
ジョヴァンニと通じているってことは無いような気がします。
オッターヴィオ君に対しても最後に「1年待って」とは言ったけれど
完全に振ってるわけでもないみたいだし、
一応それなりに婚約者として大切に思ってるみたいな気がしますねぇ。
非常に激しいところもあるけれど、わりと素直なヒトなんじゃないかなぁ。
ちなみにこの二人は騎士長さんの喪中のはずだから、
仮面があまりデコなのはちょっとおかしいかもしれません。
エルヴィーラさんに関してはその限りではないけれど。

エルヴィーラさんはたしかに寂しいですねぇ。
ちょっとだけ、レポ君と擬似恋愛カップルになるから、
そこで楽しむくらいしかないかな。(笑)

投稿: Kuwanissimo | 2011/01/20 01:04

うふふ、オッターヴィオさんかく語りき、ですねえ。ウチのオッターヴィオにも聞いてみましょう。
仮面はたぶん、そちらのよりはシンプルですよ(笑)。

投稿: Tamaki | 2011/01/20 08:00

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