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マルゲリータの狂乱

が、先にメフィストフェレの準備をしないといけないのでした。

えっと、スコア買ったのにオペラは未見。歌詞の英訳をざっと読んだだけですが、元ネタがゲーテのファウストなのでなんとなくわかります。

メフィストフェレによってそそのかされたファウストに誘惑された村娘のマルゲリータは、父なし子を産んで殺したと世間から非難され、また騙されて母親も殺してしまいます。で、投獄され、身も心もボロボロになった状態でのアリア。前奏から異様な雰囲気が漂っています。音型はさほど難しくないのですが、ものすごいダウン系の緊張感。特にe la mesta anima miaのところ。でもこのアリアで重要なのは、彼女はそのような状態でも純真で、信仰によって救われるべき魂を持っているということだと思います。絶望の中で死に行く聖女の祈りです。

英訳歌詞は心覚えに。日本語訳も探したらあると思うのだけれど…。

To the sea, o night of sadness! They my babe took, and in it threw him!
Now, to drive me on to madness, They declare 'twas I who slew him!
Cold the air is, the dark cell narrow, And my spirit broken today.
Like the timid woodland sparrow, Longs to fly, ah! fly off, far, far away. Father pity me!

In a deathly slumber falling, Died my mother, no aid could save her;
And to crown the woe appalling, They declare, I poison gave her!
Cold the air is, the dark cell narrow, And my spirit broken today.
Like the timid woodland sparrow, Longs to fly, ah! fly off, far, far away. Father pity me!

重い声で歌う狂乱というのは、これとアンナ・ボレーナ、イモージェネぐらいなので、大事にしたいレパートリーです。夢中になると危険だけれど。

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