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音色と響き、音程とピッチ

問題がややこしい時は、術語の整理から始めましょう。というのは大学時代に学んだ数少ないことの1つ。

歌について考える時に、疑問に思うことが2つ。1つは音色と響きについて、最近音色は違うのに、響きの見え方が似ている声を聞いてから、どう違うと感じているのか考えています。とても感覚的には、音は聞こえるもの、響きは見えるもの。響きは、引き出されるかどうかは置いても生来のもの。音色は発声の方法に起因するもの。なのでしょうか。もうちょっと細かく要素を分析しないとわかりません。

似たような問題に、音程とピッチの話があります。区分して使われないことも多い単語ですが、私は音程というのは、一人の人のある音と次の音の比較。ピッチというのは複数人それぞれが正しい音を歌っているにもかかわらず違って聞こえる部分、というように使い分けています。音程については、ソルフェージュ能力ですから、がんばります、というところなのですが、ピッチについては考えるところです。そういえば、声楽は平均律ではないというのをどこかで聞いたような…。
今回のドン・ジョヴァンニのキャスト、それぞれ優れた歌い手さんたちなのですが、ピッチという点では、私と(あくまで自分が基準!)かなり合うと感じる方が2人、時々合わないと感じる方が2人、おおむね合わないと感じる方が2人。除く騎士長さん(一緒に歌うことがない)。その日によって違いますし、前回などは私が不安定だったのでそれは論外なのですが、アンサンブルとしてどうあるべきなのか、よくわかりません。合っていればいいというものでは絶対に、ないのだと思いますが。

どちらにもたぶん倍音の問題が関係すると思うので、測定器で遊んだりしているのですが。基音をドとした場合、第2倍音はオクターブ上のド、第3倍音はソ、第4はド、第5はミ、第6はソ、第7はシ♭。私の低い声では、1〜3ぐらいが同じぐらい、4、5がその2/3ぐらいで、6、7は時々立ってくる感じ。ということは少なくとも同時にドとミとソが聞こえている(しかも平均律からはズレているらしい)ことになります。声ってなんてカオス。そういうの研究している方は絶対におられるはずですが、ヤヤコシイ数字がたくさんでてきそう…。

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