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ルーナ伯爵とマンリーコ

あれ、レオノーラとマンリーコって二重唱ないの?!

トロヴァトーレの1幕、レオノーラはTacea la notteのアリアの後、待ちこがれている恋人マンリーコと、自分に求愛しているルーナ伯爵を間違えて、抱きついてしまいます。と、最初にリブレットを読んだとき、いくら暗闇で、兄弟(この時点では3人とも知らない)とはいえ、そんなのありえない。フィガロ4幕の伯爵とか、ドン・ジョヴァンニ2幕のエルヴィーラと同じぐらい無理のある設定だなあと思っていたのですが、最近、某兄弟のおかげで考えが変わりました。ちゃんと見れば絶対に取り違えたりしないと思うのですが、ちゃんと見られなければ雰囲気はどこかしら似ているものです。まったくもって人生何事も経験です(いや、ちゃんと見なさいってば…)。

そこが納得できると、兄のルーナ伯爵がハイバリトン、弟のマンリーコが重めのテノールというのがよくわかります。間違えるようにしてあるのです。でもってハイバリトンという声は、不安定でかわいそうなのが似合います。たぶんバリトンとかバスバリトンだと、単なる悪人になってしまう。あんなに美味しいキャラなのに。

旧知のテノールさんと、こんど一緒に歌いましょうねって言って、曲をちらちら見ていたのですが、レオノーラとマンリーコはちゃんとした二重唱がないようです。兄弟との三重唱はその人違いの後のがあるのですが。私の記憶ではノーブルでリリックな声だったはず(もう何年も聞いてない)なので……何がいいかな。って、逃避してないで、そろそろドンナ・エルヴィーラ暗譜始めなきゃ。

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