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トロヴァトーレのメモ

4人のメインロール、誰が主役なのか微妙にわからない感じ。

デ・ルーナ伯爵(バリトン)…レオノーラを愛している。たぶん未婚。30歳ぐらい。基本的に賢明で有能だと思われるけれど、恋愛にはピュアでやや暴走気味。愛され下手。やってることは悪役だけれど、このオペラのかわいそう担当。

マンリーコ(テノール)…騎士であり吟遊詩人。レオノーラの恋人。ルーナ伯の政敵。アズチェーナの息子。実はルーナ伯の弟。25歳ぐらい。思慮が浅く、人を疑いやすい。というかレオノーラに近づいたのはほんとに恋?……じゃないかも。

レオノーラ(ソプラノ)…王妃に仕える、身分の高い女官。マンリーコを激愛していて、ルーナ伯のことは何とも思っていない。自己犠牲型ではなくて、陶酔・直情型。マンリーコより若くはないと思う。ちょっと…いや、かなり高慢、かなり残酷。

アズチェーナ(メッゾソプラノ)…ジプシーの女。50歳ぐらい。母親の復讐のために、マンリーコを攫って殺そうとしたが、誤って自分の子を殺した。マンリーコを使って、ルーナ伯爵家に復讐を企んでいる。

……えっと、大抵のオペラがそうであるように、バリトンのほうがいい男です。が、やっぱりお約束で、ソプラノはテノールとラブラブです。

4幕は、マンリーコがルーナ伯によって投獄されて処刑を待っており、レオノーラが自分を犠牲にしても彼を救い出そうと決意するところからスタート。アリアで延々心情を語った後、ルーナ伯のところに取引に行きます。二重唱。最初は替わりに私を殺してと掻き口説いて、それでもダメならと、私があなたのものになります、と言ってこっそり毒を飲みます。って、これで騙されるルーナ伯がいっそ可愛いですし、この場面のレオノーラはほんとに傲慢でひどい女です(でも1幕の三重唱も、フィナーレもか)。たぶんルーナ伯のことは嫌いですらなくて、無関心……なので怒ろうが傷つこうが何しようがまったく平気。……う〜ん、恋は盲目、すぎ。ちょっと自信がなくなってきましたが、まあいいや、二重唱いい曲だし。

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