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アクートの考え方

声は何種類あるのか、という話。

やっぱり実感としては、歌に使えない地声(F以下)、胸に落とす低音(D以下)、中音(EからD)、マスケラに乗せるアクート(EからB)、ピンポイントでとりにいくソプラクート(high-Cからhigh-Es)、笛のようなその上の声(high-Fからhigh-high-D)のような感じがあります。

私のナチュラルなアクートはhigh-Esまでありますが、この1年ほどはその声はhigh-C以上使っていません。昨日先生がおっしゃったのは、低音と中音からアクート、アクートとソプラクートとその上の音質……というかポイントの取り方を同じにして(上に揃えて)、今テクニックとしてやっている切り替えの作業をなくせということだと思います。

うん、それはリード氏の本にもありました。切り替えをやっているうちはたとえば2オクターブのカデンツのどこかがおかしくなってしまう危険がある。下を消したり上が不安定になったり。それじゃロッシーニは歌えないし、ロッシーニが歌えないということはヴェルディも歌えない。

ミミの時はアクートのポイントに音色まで揃えたので、個人的に大変不満だったのだけれど、昨日おっしゃったのは、今の中音域の音色を捨てるのではなくて、ポイントの取り方だけを変えて、どんな音型でも自然にそのポジションに入れるようにする。ということなのかなあと思います。

そういえば、ドンナ・エルヴィーラの小アリアのゴルゲッジョ部分で、はじめて、下のポジションのまま出すAというのを自分の先生公認でやりました。コントラルトものを歌うときは、アクートは常にそっち。ソプラノの時は常にあっち。ドンナ・エルヴィーラはメゾが歌ってもいい役なので、あっちもこっちも。そう考えてみたらメゾって大変ですね。

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