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基本に忠実に

Selva Opacaの録音を聞いて。確かにレチはよかった。アリアは……。今の迷いがそのまま出ていました。

アクートは迷子中でピッチも悪い。E,Esあたりが♭でひどい。あと後ろのポジションを意識しすぎて発語がクリアでない。中音域にポジションもって行き過ぎで、トップラインを追いかけきれていない。ソプラノなんだから…。あと、もっと進めてフレーズをきっちり収めるべき。
レチの何が良かったかというと、要するに何も考えずに、歌詞を思い出せるかだけドキドキしていたことが……むしろ良かったと言わざるをえないです。fで歌うところ、pにするところ、喋るところ、その三つの区別しかしていなかったのですが、子音のポジションも母音のクリアさも抑揚もアッチェントもまあ満足できる出来で、演技は抑制していたつもりなのにまだまだやり過ぎ。マティルデはもっと高貴にありたい。

昨日ははじめてドンナ・エルヴィーラを見ていただいて。とにかく10割引、基本に忠実に。キャラクターに引きずられてはいけないと(ムゼッタと一緒やん)。あと先生の言葉で印象的だったのが、歌手はサービス業。自分のためには何も取っておいてはいけない、お客様に10割差し上げたら、いい結果になる、と。素人ソプラノとしては、ついつい自分が満足するように歌いたくなるものですが、それでは褒めていただける舞台にはならないんだなあと、再認識。アマチュアの良さは良さとして、滅私奉公はむしろ得意分野でない? エルヴィーラだろうが何だろうか、とりあえず素で持っていけばいいのかな、という感じです。甘くて優しくて健気なエルヴィーラ。やっぱりリリコ・レッジェッロですね。私。

アンナについては、先生は夜の女王歌うぐらいの声の人、とおっしゃっていて、私も全面賛成です。アンナを歌う機会があったらちょっと考えてみよう。

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