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声を探して彷徨って

この1年でどれだけ声が変わったか。1年前のノルマ(アリア)を聞いてくれた声楽を何も知らない友人が、この前のミミで、柔らかく聞きやすくなった、と言ってくれるほど。ノルマがブランク空けで酷かったのもあるけれど。とにかく声の復活とソットヴォーチェに取り組んだヴィオレッタ。中音域とパッサージョの安定が課題だったコンテッサ、はじめてのリリコ役で余計な力を取ることと低音まで自然に降りることが最終目標となったミミ。

昨日のマティルデのポジションが一番安定しているのだとすると、私は深い発声だと高音が出ない、アジリタが歌えないと思い込んで、喉を締めて浅く歌っていたのだと思う。むしろもっと奥の、コントラルト用のポジションと自分で思っているものが私の基本なのかもしれない。ミミの通し稽古前までの、声がしっくりこない中途半端感というのもたぶんそこにあったのだと思う。実際昨日それでルチーアの狂乱を歌ってみて、high-Esまで問題なかった。自分で聞いている分にはゲオルギューみたいな声。私の声じゃない、と思ってしまうのは慣れていないから。

このポジションでキラキラを手に入れるためには、まず子音を前で揃えること。どうしても下顎の位置にくっついてこもってしまう。でもって声に焦点を持たせること。でも焦点を作りにいくと崩れるので、これは先生に見てもらわなきゃ。アジリタが少しボケてるのは練習あるのみ。

そういえば昨日の先生も、ご自分ももっと奥に取りたいのだけれど足りていないとおっしゃっていた。あの声で足りていないものがあるなんて思えないけれど。トゥーランドットのアリアなんて、先生が歌って、今!って言いたい感じだったもの。眼福ならぬ、耳福。私の時もご一緒に歌ってほしかった…。

とにかく次の課題はドンナ・エルヴィーラだし、椿姫も後半リリコだし、しばらくリリコからコントラルトまでのものに取り組んで、この声に慣れよう。それでコロラトゥーラが歌えなくなるはずはない。めざせドランマティコ・ダジリタ!

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