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暑すぎだってば

お風呂のミストサウナ機能を使わなくても、サウナのようなお昼間でした。狭い自宅になぜかエアコンが3台もあるのですが、さすがにフル稼働。レッスン室のエアコンも普段つけないのですが、湿気すぎて、練習中も付けるという暴挙をしてしまうほどです。

ミミで補正した発声で、今日はセミラーミデとルチーアを歌ってみました。いい感じです。レニャーヴァも低音に下りられるし、狂乱のカデンツも歌いやすいし、DもEsも細く抜けます。歌詞がちゃんと発語できているのかは気になりますが…とりあえず発語より発声。ルチーアは役としても、音楽としてもすごく合っていて気持ちがいいです。でも、あんまり気持ちよく歌っていると元の発声に戻ってしまう。

セミラーミデはアリアと、アルサーチェとの小二重唱を、いい気になってアルサーチェ(コントラルト)の部分も歌っていたのですが、Gまではノープロブレムで下りられます。女王様のほうも、グルベローヴァ様はかなり低音回避してアレンジしておられますが、楽譜どおり歌うと五線の一本下から二本上ぐらいまでしっかり。来年の発声練習はセミラーミデにしようかな。アジリタは教本のようだし(セミラーミデの初演は晩年のコルブラン様)。

ドンナ・エルヴィーラのほうはちょっとズレが出ていて、このまま歌うと優しすぎるので、考える必要がありそうです。優しいエルヴィーラでも、2幕はいいと思うのですが、アリアがしんどいかな。ドンナ・エルヴィーラを初演した歌手はあんまり上手くなかったらしく、オリジナル版に大きなアリアがないのはそのせいだそうです。Mi tradiのアリアは、ウィーン初演の、「後宮からの誘拐」コンスタンツェを初演した歌手のために書かれているのだそうで(水谷彰良著『プリマ・ドンナの歴史』より)、アリアだけ歌っている感じが違うのはそのせい。あのアリア、声のテンションがずーっと一定で逃げ場がない。どんな声の人だったか、ちょっと想像がつきますねえ…。

追記。エルヴィーラ(清教徒)は変わりませんでした。まあ、そういうこと!

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