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暗い森〜マティルデ

ウィリアム・テル序曲といえば、全くクラシックに興味がない方でも聞いたことのあるアレ、なのですが、あれがオペラの序曲だと知っている人は数少なく、オペラを聴いたことがある人などはもう、ものすごく少ないのではないでしょうか(だいたい上演がない)。かく言う私もまだ聴いたことないです。はい。
でもこんどこのオペラのアリアを歌う予定です。イタリア語読みだとグリエルモ・テル。役は唯一のソプラノ、マティルデ王女。Selva Opaca、暗い森で愛する人を待ちこがれて歌うアリアです。アルノルドという自分の命を助けてくれた人が身分違いの恋の相手。伴奏が森の恐ろしさ(=この後の政治的に対立する運命)を奏でる中、愛する心を抑えきれないレチタティーヴォと、静謐の中に毅然とした強さと誇りを感じるアリア。うん、いい役です。
技術的にはとにかくブレスコントロールが大変(Casta Divaみたい…)。細かいパッセージはないのですが、旋律線が限界まで長いので、音楽の進め方や体のバランスが崩れると一気に悲惨なことになります。ちょっとマゾヒスティックな快感を感じるところです。レチタティーヴォもなぜか字余りなぐらいフレーズが長い。……って私、ちゃんと歌えるのかしらん。以前レッスンしてもらった時の感じをかなり忘れてしまっている、かも……。

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